相対度数とは?
相対度数とは、全体に対する各度数の割合です。
森からうさぎ100羽連れてきて、度数を求めます。相対度数は、各度数を全体の度数を足した値(うさぎ全体の数)で割って求めます。全体の度数で割っているので、相対度数の総和は1になります。
相対度数の良さは、母数が違う度数でも分布が比較ができるところです。50羽のうさぎの度数表と比べてみます。
度数だけではわかりにくいですが、相対度数を見ると、オレンジのうさぎの方が階級の下の方が値が大きくなっているため、大きさが小さい傾向にあることがわかります。
累積度数とは?
累積度数とは、度数を下の階級から順に足した値です。度数ではなく、相対度数を足した時は、累積相対度数と呼びます。
累積度数の見方は、その階級までにどれぐらいのデータ数があるか(何羽のうさぎがいるか)、累積相対度数であれば何割のデータ数があるかを表します。
26~30の階級以下には51羽いる、全うさぎの86%が31~35の階級以下にいる、といった具合ですね。
ちなみに、、
相対度数の総和が1になることから、累積相対度数の最終階級は1になります。
まとめます
相対度数とは
- 全体に対する各度数の割合
累積度数とは
- 度数を下の階級から順に足した値
おすすめ参考書など
統計検定2級レベルまでを学ぶためのおすすめ参考書です。
※本記事は筆者が個人的に学んだこと感じたことをまとめた記事になります。所属する組織の意見・見解とは無関係です。